一口馬主~馬とのかかわり~

一口馬主は、競争馬がデビューする前に出資することが多いです。
もちろん必ずそういうわけではありませんが、全体的に見ると割合としては2歳までに出資をして、デビューを待つ場合が多いのです。楽しみを心待ちにしている時間が一番幸せ、そんなふうに言う人も多いですよね。

「宝くじが当たるかも」と宝くじを保管している時間、「明日はどの服着よう?」と初デートに心躍らしている時間、「将来こうなりたい」想像している時間、こんなワクワクしている時間って、何にも代えがたいぐらい幸福感で胸がいっぱいですよね。
それと同じで、一口馬主も投資対象の馬がデビューするまで見守る時間は、本当にワクワクして楽しい期間となります。
出資するのが早ければ、2年間以上デビューまで待たなければならない事もあります。気の長い話ですが、株や外国為替は数年単位でその価値を判断するとも言われているので、やはり金融商品としては当然の時間とも言えるでしょう。
株や外国為替の場合、景気の流れ、レートの上下によって、わくわくと言うよりはかなりハラハラしなければならないケースの方が多いといえます。しかし競走馬の場合、待っている時間は夢と希望に溢れていることがほとんどです。

金融商品である競走馬は、もちろん生き物です。毎日成長して、出資した時には子供だったのにデビューする頃には大変立派な成長を遂げています。親心として、そこに大きな感動を見い出す一口馬主は多いです。
一口クラブから出資対象馬の写真や動画が提供されるので、随時どのような成長を遂げているか確認できますし、クラブが行っているツアーに参加したり個人的に遠出すれば、直接愛馬に会えます。時間がたてばたつ程、愛着が湧いて「ワクワク」「ドキドキ」が増します。
子馬からデビューまでの機関は、他とは一味違う金融商品に投資した一口馬主しか味わうことのできない、「たまらない」瞬間であることに違いありません。

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