馬主なんて、一般人にはまるで縁のない言葉のように感じますよね。すごくお金持ちじゃないと馬主にはなれない、そう思っている人は多いはずです。しかし、実際誰でも馬主の醍醐味を味わうことは可能なのです。

馬主にもいろいろと種類がありますが、一般人でも名乗り出ることのできる馬主は、その名も一口馬主です。一口馬主、聞いたことがある！それでも内容は知らない…馬主という醍醐味を考えると、それは大変もったいないことだとさえ言えます。

近年続々と一口馬主になる人が増えてきており、人気がその実態を物語っています。システム上は擬似馬主と言われる一口馬主ですが、事実上馬主であることに間違いありませんし十分に馬主としての立場を楽しめます。

一口馬主とは、商品ファンド法に基づき、一口クラブなるものがあり、そこの会員になることから一口馬主が始まります。一口クラブに所属することで、そこの競争馬に出資が可能となります。出資額は40～500口分割され1口単位での小額参加が可能となり、大金持ちではなくても馬主になれるという仕組みです。馬は生き物ですから毎日えさが必要になりますが、それら経費はレース賞金からの支払いも出来るので、大変合理的なシステムだといえます。

一口馬主は金融商品と言えますが、競馬好き、レース好き、馬好きの人々にとってはそのような一言で片付けることのできない夢やロマンがあります。もちろん自分で競争馬を選ぶことができるので、投資対象としてもかなり面白味があり、他の一般的な投資とはひと味もふた味も違う世界を楽しめるでしょう。馬主にしか味わうことのできない醍醐味が、一口馬主では誰にでも手に入れるチャンスがあるのです。