一口馬主になりたい！と思っても、まず気になるのはその費用ではないでしょうか。
正式な馬主になるには、JRAからの認定が必要で、最低資金7500万円以上が必須条件となっています。一般的な感覚で言うと縁遠いですが、一口馬主の場合そんなにお金は必要ないので、安心してください。

■クラブ会費
まず、一口馬主になるにはクラブに入会しなければなりませんが、入会費は平均して2万円前後です。クラブの月会費も必要となりますが、こちらも数千円、大体は3000円くらいで済むので大変リーズナブルだと言えます。
クラブから自宅への配送物、配当金の振込手数料、様々なサービスに必要な経費がここから引かれます。これらの会費は、口数によって変わることはなく、統一されています。

■食費・健康管理費
また、金融商品とは言え馬は立派な生き物ですから、毎日の食事や健康管理が必要となります。つまり、今の生活費です。1ヶ月で数十万円必要となり、平均すると50万円前後だと言われています。
一口でそれくらいの金額が必要となるので、さらに数が増えると×金額となっていきます。

■生命保険料
馬の生命保険にも加入の必要が出てきます。
馬の生命保険なんて、そうそう支払う機会はありません。一口馬主だからこそ必要となる経費の一つですが、一口に対し馬募集価格の3％ほどの支払いとなるので、そんなに大きな金額にはなりません。毎月支払うわけではなく、保険料は年間を通して一度の請求となります。

■馬代金
「馬代金」と呼ばれるお金も必要となります。
これこそ、出資の時に必要となる費用です。一口数万円から始められるので、正式な馬主とは比べ物にならないくらいお手軽に始められるといえるでしょう。
出資金は一括払いと分割払いがあり、一括の場合割引が行われているクラブも多いということでお得です。分割払いの場合でも、高い金利がかかるようなことはないので自分の都合に合わせて好きな方を選べます。

もちろん口数によって必要費用は変わってくるのですが、これらの費用で馬主としての醍醐味を味わうことができるのは、いずれにせよリーズナブルということに違いはありませんね。