馬主にも種類がある
馬主には大きく分けて三つの種類があります。
■個人馬主
まず、個人馬主です。個人馬主とは、文字の通り個人の馬主です。誰でもなれるというわけではなく、ある程度稼いでいなければ個人馬主にはなませんので、不況の続いている今一般人にはなりにくい馬主と言えるでしょう。
■組合馬主
組合馬主というのもあります。数人で集まって組合を作り、馬主となるタイプです。親や親戚など身内で構成された組合馬主、会社の仲間同士で集まった組合馬主、競馬という趣味を通じて繋がった友達同士の組合馬主などがあります。
組合が主は個人がそれぞれで出資しなければならず、共同事業を営むと考えた方が良いかもしれません。組合契約を結べば、誰とでも組合馬主を成立させられます。
■法人馬主
法人馬主というのもあります。これは代表者の年間所得などが審査基準となります。また、法人の事業目的に「競走馬の所有及び競争への出走」と定款や登記簿謄本に書かれていなければなりません。
以上これらの馬主が、大きく分けての三種類となります。
ここに、一口馬主が入っていませんよね。一口馬主は、正式な馬主ではありません。一口クラブという法人の競走馬にたいして投資するタイプなので、一口馬主はあくまでその会社の会員でしかないのです。一口馬主は正式な馬主ではなく、馬主の疑似体験ができるものと認識しておかなければなりません。
本当の馬主になりたい!そう思っても年収が高い必要があり、多大な資金も必要となり、普通の人が簡単になれるものではありません。一口馬主は一般人でも馬主として楽しむことのできる、娯楽要素の強い金融商品です。それらを頭に入れたうえで、一口馬主を楽しむと良いでしょう。